ONE TEAM
2019年の流行語大賞が選ばれました。
見事、グランプリに輝いたのは、
「ONE TEAM(ワンチーム)」
です。
そのほか、トップ10入りしたのは、
次のとおりです。
・計画運休
・軽減税率
・スマイリングシンデレラ/しぶこ
・タピる
・#KuToo
・◯◯ペイ
・免許返納
・闇営業
・令和
・ONE TEAM(年間大賞)
なるほど~、と思うものもありますが、
ネットの反響は、
「それ、なに?」
「聞いたことない」
「え、他にもっと有名なのあるじゃん」
という感想も多いようですし、
私自身、全部は分からないです。。。
ここにキャッチコピーの
ヒントが隠されています。
流行って何?
たとえば、私はラクビーにあまり興味がないので、
正直、「大賞」となった、
「ONE TEAM」
という言葉を知りませんでした。
でも、ラクビーに興味のある人でも、
「知らなかった」という人も
多いようです。
で、コメントを読むと、
「知らないの?無知だな~」
みたいなことが書かれていますが、
これって、少しおかしくないでしょうか?
なぜなら、
私みたいにラクビー見ていないのなら、ともかく、
見ている人なら、「ああ!」って
なるのが選ばれるんじゃないかな、って思うのです。
しかしどうやら、皆が知っているから、
流行語になるわけではなく、
分かる人の母数が
多ければ流行語になる
ということです。
ここにキャッチコピーのヒントが
隠れているのです。
一部の人が「うなずく」こと
あなたの会社でキャッチコピーを作るならば、
何も全国的に流行る言葉を考えなくてもいいのです。
それよりも、
あなたのお客さんの間でだけ、
「うんうん、分かる分かる!!」
となる言葉をキャッチコピーにしたほうが、
広まるのです。
たとえば、、ですが、
あなたの会社の近隣で、
「がんこで有名なおやじ」が
いたとします。
仮にその方のお名前を、
「山田さん」
としましょう。
そして、こんなキャッチコピーを作るのです。
あの山田おやじを唸らせた商品です!
これ、下手な優れたキャッチよりも、
よほど地域の人の心をくすぐると思いません。
そう、キャッチコピーって、
万人に分からせなくても、
あなたの会社のターゲットとなるお客さんが、
「あ、それは面白そう!」
と思わせるように、
考えていくほうがはるかに近見です。
※おっと!「がんこおやじの山田さん」に許可を取るのを
お忘れなく(笑)
こんな風に考えてみてくださいね。