表立って売上は上げ難い時代
今の時代、消費者は高いものは敬遠するし、
売りつけようとすると嫌がられる。
なかなか売上アップが難しい、
と感じる方は多いでしょう。
つまり、堂々と、
「売上アップ」をするのは難しいのです。
であれば、今の時代に求められるのは、
「さりげない売上アップ」
と言えるでしょう。
さりげない売上アップとは?(定義)
「さりげない売上アップって何?」
と不思議がられたかもしれませんが、実はこれは、
私が命名したオリジナルな概念で、
少し定義するならば、
「お客さんとしては、買うはずじゃなかったし、
こんなに買うつもりじゃなかったんだけど、
気づいたら買ってしまっていた。
でも押し付けられ感はまったくなかった」
という感想をお客さんが抱く、
売上アップ方法なのです。
実はこの「さりげない売上アップ」は、
私のクライアントさんには、
いろいろ試してもらい、
成果も実証されています。
その方法は
実に様々、業種によっても多種多様なのですが、
大きく分けると、
3つのパターンに分かれます。
1)お試しから購入
2)小さな購入から大きな購入
3)購入から継続購入
です。
1)お試しから購入
これは、
「無料で使ってもらって、
気に入ったら購入してもらう」
という方法ですが、
大事なポイントがあります。
それは、
お試しから購入に関しては、
こちらから強くおススメせず、
お客さん自ら購入したくなるように
仕掛けておく、
という点です。
たとえば、
・購入しないと制約がたくさんある。
・購入しないと良いところで終わり。
・購入しないと体験したことが無駄になる。
など、いろいろありますが、
これを踏まえた上で、使ってもらうと、
気に入って熱くなってきたお客さんは、
「それなら買うよ!」
と自分から購入するようになります。
2)小さい購入から大きな購入
いきなり100万円の商品を買わせよう、
とすると、非常に難しいです。
しかし、1万円の商品を買った人に対し、
徐々に
3万、5万、10万、
30万、50万、100万、
と購入金額を増やしていく、
というのはさほど難しいことではありません。
これはギャンブルをする人が良く言う、
「いや、5千円だけやろうと思ったんだけど、
ついつい熱くなって気づいたら、
5万円使ってしまったよ」
という心理と実は同じなのですが、
人間というのは、
「お金を使い出すと、
どんどんエスカレートする傾向にあるのです」
たとえば、あなたは
服を買いに行ったとき、3万円の予算を
持っていたのに、
実際に買い物し出したら、
あれも欲しい、
これも欲しい、
だったら、これも合わせて買いたい、
というように、
予算オーバーしてしまった経験はないでしょうか?
「オレ、服買わないから・・」
という方は、
オンラインゲームでアイテムを1つだけ買おうと
思ったんだけど、
ついつい、あのアイテムもこのアイテムも
欲しくなって、結局おこずかい全部つぎ込んじゃった、
という例でも構いません。
とにかく人間というのは、
一旦お金を使い始めると、どんどんエスカレートする
習性があるのです。
ですので、そのエスカレートしたときに、
買ってもらう商品を用意しておけば
無理なく高額商品が売れる、
というわけなのです。
3)購入から継続購入
最後は購入してくれた方に、
継続購入をしてもらう、という方法ですが、
これはカンタンです。
一旦購入して気に入ったら
引き続き購入したい、
という心理があるからです。
理由はカンタンです。
人というのは面倒くさがりなので、
せっかく良いモノを見つけたら、
その後はあまり考えたくないのです。
たとえば、レストランで気に入ったメニューを
見つけたら、その後は、
あまり良く考えず、
「いつもの下さい」
という人は非常に多いです。
すべてのメニューを全て食べたわけではないにも
関わらず、です。
つまり、開拓し続ける、というのは、
かなりパワーがいるので、
ある程度、満足したら、
「ロックオン」
したい、という習性が働くのです。
そこで、あなたの会社の商品を気に入ってもらえたら、
「定期購入」
「継続プラン」
を用意しておくことで、
無理なく継続してくれます。
もちろん、その際に、
「継続なら少しオトクですよ」
という割引だったり、
特典があれば言うことはありません。
1.5倍は固い
いかがでしょう。
実際、私のクライアントさんは、
飲食店、小売業、士業、
製造業、カウンセラー、
スタイリスト、デザイナー、
フランチャイズ、カフェ、
美容院、エステ
と多岐に渡っていますが、
その業界では同業者は誰もやっていない、
という業界でも大丈夫です。
この「さりげない売上アップ」を取り入れるだけで、
少なくとも1.5倍の売上を手にすることは、
難しくありません。
ぜひ、導入してみてくださいね。