勝ちパターンは3つある

集客イベントは、
お金をかければいくらでも成功させることは
可能です。

しかしながら、
中小零細では、お金をかけることは難しいですし、
もしかけたとしても、
それがペイできる(元が取れる)までに、
時間がかかってしまい、
資金繰りが悪化する、というケースも
少なくありません。

そこで、

今回は中小零細企業が、
お金をかけずに成果を出す、
集客イベントの成功例から分析した、
「勝ちパターン」をお話していきます

その勝ちパターンは、
実は3つに分けられるのです。

それは、

1)有料イベント
2)無料イベント
3)コラボイベント

です。順番に解説していきますね。

有料イベント(勝ちパターン1)

これは文字通り、
ある程度、お金をかける、という方法ですが、
ただし、大企業のように、
高額をかけるのではなく、

最低資金で圧倒的な成果を出すイベントを行う、
ということです。

それは、たとえば、
話題性を利用する方法です。

たとえば、
飲食店であれば、

「大食い選手権」

といったものであれば、
お客さんが言わばパフォーマーになってくれるため、
ゲストを招いたりしなくても、
コストは最低限で抑えられます。

このように、有料であっても、
なるべくお客さんを主役することで、
有料であっても少ない資金で行うことが出来るはずです。

無料イベント(勝ちパターン2)

次はお金を一切使わない、
という方法なのですが、実際は自社のある資源を
使ってもらいます。

たとえば、
エステであれば、

「ビューティーショー」

と銘打って、
観客の前で、一人のお客さんを美しく変身させてあげる、
というショーを行うことで、
コストはほとんどかかりません。
(薬剤くらいのものでしょう)

このように自社の持つ資源を使って、
出費を抑えるのが、
無料イベントなのです。

コラボイベント(勝ちパターン3)

最後はコラボイベントです。
これは分かりやすく言えば、

「相乗り」

です。

他業種が開催するイベントに、
便乗して参加させてもらうのです。

とはいっても、
その会社にもメリットがなければ成立しません。
ですので、たとえば、

イベント主催者が
子供向けのお祭りを行うのだとし、

あなたの会社が
スイーツを売っているのであれば、

そのイベントの景品として、
あなたのお店のスイーツをスポンサーとして、
提供してあげるのです。

それであれば、
主催者側は景品代が浮くので、
願ってもない話です。

そして、あなたは主催するための
コストを一切かけることなく、

スイーツ代だけで、
子供たちのファンを獲得することが
できるわけです。

隙間は必ずある!

こういうお話をすると、

・そんな都合の良い商品はありません、とか、
・コラボしてくれそうな会社が見つかりません、

と反射的に言いたくなる社長さんも
多いのですが、
少し待ってください。

今は思い浮かばなくても、
このことをずっと考え続けることで、

ある日、「これだ!」という
アイディアが浮かんでくるはずです。

実際、私のクライアントさんも、
その場ではアイディアが思い浮かばなかったものの、
ずっと考え続けたことにより、

テレビを見た瞬間や、
町を歩いているときや、
夜寝る直前に、

「あ、これだ!!」

という画期的なアイディアを生み出すことに
成功されています。

ぜひ、あなたもこの3つの勝ちパターンをヒントに、
イベントを成功させてくださいね。